英語の面接が決まった!
でも、『英語の面接ってどんな感じなんだろう』『面接前に何ができるのだろう』
と悩んでいませんか?
面接が決まるまでに何十、何百と仕事に応募してきた人もいるはずです。
この記事では、オーストラリア移住後に私自身が仕事を得るために実践してきた英語の面接のポイントをご紹介します。
事前準備のポイントを押さえることで、落ち着いて面接に臨むことができますよ。
英語の面接前に準備を万全にする
書類審査を通って面接が決まったら事前準備をしましょう。しっかりと準備をして面接に臨むことで、あなたの熱意は面接官にも伝わりますよ。
面接を受ける会社について調べる
「当社についてどのようなことをご存知ですか?」と聞かれることもあります。
面接の際に、働きたい会社についてよく知らないというのは、印象が悪くなる可能性がありますよね。
事前にインターネットでしっかりと会社についてリサーチをしておきましょう。
応募した仕事の詳細を確認する
仕事の募集要項には職務の内容を詳しく説明した、Job description(職務記述書)が含まれています。
この書類をしっかりと読むことで、自分が応募した仕事の目的や責任、職務の内容や範囲などの詳細を理解することができます。
どんなスキルや経験がその仕事に求められているのか分かるので、面接の際に重要になってくるポイントを予習することが可能です。
自分のレジュメとカバーレターの読み返す
仕事に申し込んだ際に提出した自分のレジュメとカバーレターを読み返すことも重要です。
面接に呼ばれるのですから、採用担当者はあなたのレジュメとカバーレターに魅力を感じたはず。
もう一度、なぜこの仕事に応募したのか、なぜ自分のスキルや職歴が応募した仕事に適しているのかなど、自分を売り込むポイントを復習しましょう。
面接でよく聞かれる質問の受け答えを練習する
面接でよく聞かれる質問は、答えがスムーズに出てくるまで鏡の前で練習をすることをお勧めします。
練習のしすぎでセリフを暗記したようになってしまうと不自然でよくありませんが、イメージトレーニングをして面接に備えることはとても重要です。
多少の英語の文法ミスなどは心配する必要はありません。
どのようにして面接官に自分の思いや考えを伝えるかが大切になってきます。
英語の面接でよく聞かれる二つのタイプの質問を知りたい方は、以下もご覧ください。

英語での面接当日・終了後
事前準備をしっかりとすることで、自分らしく落ち着いて面接に臨むことができると思います。
面接前日は十分な睡眠を取って、リラックスして当日を迎えられるようにしましょう。
面接当日の服装
オーストラリアでは業種によってはカジュアルな格好で働く会社も多いので、必ずしもスーツで面接に行かなければならないわけではありません。
相手に好印象を与えられるような清潔感のある服装を選びましょう。
面接の方法
面接官の人数は公平な面接を行うために、二人か三人位の会社が多いかと思います。
私は経験したことはないのですが、グループ面接を行う会社もあるようです。
また、一回の面接で合否が出る場合もありますが、そうでない場合もあります。私自身、三次面接まで経験したことがあります。
- 一次面接:人材紹介会社の担当者(1対1の面接)
- 二次面接:直属の上司二名と人事部の担当者(3対1の面接)
- 三次面接:部長と直属の上司二名(3対1の面接)
複数の面接官との面接の場合、一体誰に向かって答えればいいのか迷うかもしれませんが、基本的に質問者に対して回答をすれば大丈夫です。
そして、その後に他の面接官にも視線を移すようにして、全員に語りかけているようにすることで自然に話すことができると思います。
面接終了後
面接後にReferees(推薦人)の詳細を求められる場合は、採用に近づいている可能性が高いというサインです。
現在働いている職場や過去の職場の上司にお願いするのが一般的ですが、まだ働いたことのない人は、学校の先生などにお願いすることも可能です。
自分の能力をポジティブに証言してくれる人を最低でも二名は見つけておきましょう。
合否の連絡が来るまでの日数は、会社が採用をどのくらい急いでいるか、採用担当者がどのくらい忙しいかなどによって変わってきます。
私自身、面接の翌日に推薦人の詳細を求められ、その日の午後に仕事が決まったということもあれば、一週間しても返事がなく折り返し連絡をしたところ、二次面接に呼ばれてその後仕事が決まるということもありました。
もし一週間程度待っても返事が来ない場合は、自分から応募した会社の採用担当者に連絡してみることをお勧めします。
自分から連絡するのは緊張するかもしれませんが、フォローアップをすることで仕事への熱意が伝わるはずです。
英語の面接で一番重要なこと
遅刻は絶対にしないようにしましょう!
これは、今から紹介する私自身のエピソードから言えることなのですが、遅刻ができない時に限って、予想外の出来事が起きたりするものです。
10年程前、やっとの思いで手に入れたテレビ業界での仕事の面接。
面接会場は一度も行ったことのないエリア。電車の駅が近くになかったのでバスで行くことにしました。
初めて行く場所でバスを降りる場所がわからなかったので、バスの運転手に目的地を告げて、「着いたら教えて下さい。」とお願いしました。
しかし、しばらくすると「ごめん、忘れてた!」と言われ、全く知らない場所でバスを降りる羽目に。
どうやら目的地はとっくに過ぎてしまっていたようです。
面接まで時間もあまりなかったので、スーツにヒールという格好で公園の中を走り回り道を聞くと、徒歩で行くには結構遠い距離とのこと。
数年間の転職活動の末に手に入れた面接だったので、絶望すら感じました。
でも、諦めるわけはいきません。走って行けるところまで行ってみようと思った時でした。
道を教えてくれた赤ちゃん連れの若い夫婦が「車で送ってあげようか?」と助けの手を差し伸べてくれたのです。
あの時、面接会場の前で「Good Luck!」と言って手を振って去っていった彼らの笑顔は何年経っても忘れることができません。
彼らの親切な行為のおかげで面接を無事に受けることができ、その後手にした初めてのテレビ業界での仕事。
きちんとお礼がしたかったので、焦っていて連絡先を聞かなかったことを何度も後悔しました。
最後に
優しい人たちに出会えたことで、私のピンチはチャンスに変わりましたが、毎回運良く誰かが助けてくれるとは限りません。
この記事で紹介した面接の前にできる事前準備は以下になります。
- 面接をうける会社について調べる
- 応募した仕事の詳細を確認する
- 自分のレジュメとカバーレターを読み返す
- 面接でよく聞かれる質問の受け答えを練習する
せっかく手に入れた面接の機会を無駄にせずにチャンスを最大限に生かすためにも、事前準備をしっかりとして、面接当日は時間に余裕を持って行動しましょう。

最後までありがとうございました。
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