『英語をマスターするまでにどのくらいの時間がかかるのだろう』
『なぜ、英語力がなかなか上がらないのだろう』と思ったことはありませんか?
独学で英語を勉強していると、誰もが持つ疑問だと思います。
この記事では、オーストラリア在住16年目の私が英語を独学でマスターするまでにかかった時間をお話ししたいと思います。
この記事を読み終わる頃には、継続をすれば英語は必ず習得できることがわかりますよ。

英語をマスター「ペラペラ」とは?
大学卒業後、オーストラリアに永住権の取得を目指して渡った当初、私の英語は中級上レベルでした。
実際にどんな感じだったかというと、調理師コースへの入学に必要なIELTSのスコア(ジェネラル・モジュール5.0以上)は取得していました。
そして、読み書きは時間をかけて頑張ればそれなりにできる程度。
でも、聞いて話すというコミュニケーション能力にまだまだ不安を感じていました。
皆さんは英語をマスターするということを、どのような英語のレベルのことだと考えていますか?
「ペラペラ」という言葉で表現されることも多いですが、ひとそれぞれ期待するレベルが違うのではないかと思います。
私が目指したのは、オーストラリアでネイティブと同じ土俵で戦えるくらいの英語力でした。
例えると、仕事の面接に行った時に、ネイティブの候補の人たちに引けを取らないくらいのコニュニケーションができて、最終的に仕事を勝ち取れる英語のレベルになりたかったのです。

英語をマスターするまで
設定した目標が高かったこと、そしてもともと完璧主義な性格ということもあり、オーストラリアに渡ってから、私が自分の英語のレベルに納得できるまでに要した時間は約二年でした。
「もう大丈夫だ!」と思った瞬間は今でも鮮明に覚えています。
ある日の朝、目覚めた時に夢の内容や自分の考えていること全てが英語であることに気がついたのです。
それまでは物事を英語で捉えるということがなかなかスムーズにできず、人と会話をする時に、聞いたことを英語から日本語へ、そして自分の言いたいことを日本語から英語へと頭の中で訳していました。
そのため言いたいことをすぐに言えず、もどかしい思いをしたこともたくさんありました。
テレビでコメディー番組を見ても、なぜシェアメイトが笑っているのかがよく分からないということも日常茶飯事。
そして「英語すら喋れないくせに!」と見ず知らずの人に道で罵倒された時でさえ、馬鹿にされているということは分かっても、すぐに言葉が見つからず、悔しい思いをして涙したことさえあります。
英語のまま、聞いて
理解して
考えて
話す
このように、自然に英語で物事を捉えられるようになるまでの二年間、できる限り日本語を避けて生活しました。
具体的に言うと、家をシェアする人もアルバイト先も日本人のいないところと決め、インターネットも日本語のウェブサイトや動画は全く見ませんでした。
今考えると面倒くさい人ですが、日本に住んでいる友人に英語でメールを書いたことさえあります。
日本語を話すのは母や祖母に電話をかける時のみ。
私が学んだ調理師コースでは、授業や宿題、テスト、事務手続きもちろん全てが英語でした。
そういった環境で必死にもがきながら過ごした二年間に、私の英語力は飛躍的に伸びました。
最後に
人それぞれ目指す英語力は違うので、満足できるレベルに達するまでにかかる時間というのは異なってくるかと思います。
早い人だと半年くらいで上達を感じることができるかもしれません。
ですが、一つだけ言えることは、海外に出たからと言って自然に英語ができるようにはならないということです。
どれだけ英語だけの生活に自分の身を置くことができるかが最大のポイントになります。
ある意味自分との戦いですし、ホームシックになることもあるかもしれません。
海外に出る前に、自分の現在の英語力のレベルと目指す英語力を理解することで、自分の持っている時間を最大限に活用し、英語力アップを目指せますよ。
日常生活の中で実践できる英語の独学勉強法に興味のある方は、以下もご覧ください。

最後までありがとうございました。
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