オーストラリア生活

オーストラリアで運転免許を取ろう!

オーストラリアで運転免許を取る

日本に住んでいた頃は車に興味がなく、運転免許すら持っていなかった私。

昔から乗り物酔いしやすかったこともあり、車はどちらかというと苦手でした。

日本は電車やバスなどの公共交通機関のネットワークがしっかりとしていて、どこに行くのも便利なので必要性を感じなかったということもあったと思います。

オーストラリアで運転免許を取得したきっかけ

車が渋滞してる様子私が運転免許をオーストラリアで取得することになったのは転職活動がきっかけでした。

旅行業界からテレビ業界への転職を目指していた当時、求人サイトから数百の仕事に応募するも、面接にさえ引っかからないという数年間を過ごしました。

少しでも経験を積もうと思い、メディア業界で職場体験やボランティアをしていた時に、マニュアル車の運転免許があれば申し込める仕事の幅が広くなるとアドバイスを受け、運転免許を取ることを決意。

ニューサウスウェールズ州で運転免許を取る方法をリサーチするところから始めました。

オーストラリアの運転免許までの道のり

永遠に続く道路リサーチをすると、オーストラリアで正規の運転免許を取得するまでには四つのステップがあることが判明しました。

  1. 仮免許(Learner License)
    16歳以上。
    運転者知識試験(Driver Knowledge Test)と視力検査に合格すると黄色のLプレートがもらえます。
  2. 初心者免許1(P1 Provisional License)
    17歳以上。
    25歳未満の人は仮免許を最低12ヶ月間所持する必要がある他、最低120時間(最低20時間の夜間運転を含む)の運転をログブックに記録する必要があります。
    危険認知試験(Hazard Perception Test)と運転試験に合格すると赤色のPプレートがもらえます。
  3. 初心者免許2(P2 Provisional License)
    初心者免許1を最低12ヶ月間所持している必要があります。
    視力検査に合格すると緑色のPプレートがもらえます。
  4. 正規の運転免許
    初心者免許2を最低24ヶ月間所持している必要があります。
    視力検査に合格すると正規の運転免許がもらえます。

詳細は変更されることがあるので、ニューサウスウェールズ州で運転免許を取得の際は、Service NSWをご覧ください。免許と試験の費用もサイトに記載されています。

また、州ごとに必要用件が異なるので、ニューサウスウェールズ州以外にお住いの人は、居住されている州の情報をご確認ください。

日本よりもはるかに長い正規の運転免許までの道のりに気が遠くなったのを覚えています。

正規の運転免許を取得するまでには数年かかりますが、初心者免許1を取得すれば、一人で車の運転をすることが許さるので、まず初心者免許1を目指すことにしました。

さらに驚いたのは、オーストラリアには日本のような車の教習所は存在しないという事実

どこで練習するのかと思ったら、道路でとのこと

もちろん慣れるまでは交通量の少ない道路で練習を重ねるのですが、一度も車のハンドルを握ったことがなかった私にとっては恐怖でしかありませんでした。

オーストラリアで運転免許を取る

車を運転する女性の後ろ姿まず、運転者知識試験のテキストをダウンロード。

しっかりと目を通し、自信がついてからコンピューター上で行われる試験を受けに行きました。何度も読んだ甲斐あって、無事に仮免許を取得。

当時、私は25歳以上だったので、初心者免許1を取得するためには、自信がつくまで運転の練習をするのみ。

運転を教えてくれる家族や車もなかったので、インターネットでドライビングレッスンを検索し、インストラクターを探しました。

そして、夫婦でインストラクターをしているフランス人の男性にお願いすることに。テレビ業界への転職につなげるため、難しいのは承知でマニュアルのレッスンをお願いしました。

初めてのレッスン。自宅までインストラクターが迎えに来てくれて、近くの静かな住宅街の道路で練習をします。

エンジンをスタートさせるだけでも緊張してガチガチ。

恥ずかしい話なのですが、それまで車に関することを一切知らなかったので、一体どれがアクセルでブレーキなのかさえ知りませんでした。

もちろんクラッチの仕組みなんて全く知らなかったので、発進の仕方を何度教えてもらっても、エンストするばかり。

あまりの出来なさに落ち込んだことを覚えています。

そんな超初心者の私に丁寧に、そして根気よく運転を教えてくれたインストラクター。数ヶ月間、毎週一、二回のレッスンを受けて運転試験に備えました。

そして迎えた試験日当日。平日の朝一番に試験を受けに行きました。ドキドキしながら試験官を乗せた車を運転します。

すると、運転試験が開始してから数分も経たないうちに、私の運転する車の前に突如現れたのはゴミ収集車!

なんとその日はゴミの収集日。住宅街をゆっくりとしたスピードでゴミを収集しながら進んでいくトラック。

突然の出来事に、そのまま後ろをゆっくりついていけばいいのか、それとも追い越した方がいいのかとパニックに陥った私。あまりの緊張にエンストを連発してしまいました。

その後、何とか気持ちを立て直して苦手意識のあった縦列駐車はクリアしたものの、エンストのしすぎが理由で不合格。

自信があって受けた試験だったこともあり、ショックで試験後にインストラクターの目の前で涙した記憶があります。

落ち込んでいても仕方がないので、その後再びレッスンを重ねて二ヶ月後にゴミ収集車のいない曜日に再挑戦。

今度は落ち着いて試験に臨むことができ、念願の初心者免許1を手に入れました。

最後に

転職活動をきっかけに取得を決意した運転免許。人生とは不思議なものです。

運転免許を取得してから間もなく、求人サイトを通して応募していたテレビ業界での仕事がスムーズに決まるという予想外の展開で私の転職活動は終了しました。

その仕事は運転免許が全く必要ないオフィスでの仕事。それ以降も、仕事で運転免許が必要になったことは一度もありません。

どうしてもテレビ業界で仕事を得たいという必死な気持ちがなければ、運転免許を取得しようと思うこともなかったかもしれません。そのくらい、車の運転には関心がありませんでした。

でも、子供が生まれた今運転ができてよかったと思うことが多くなり、あのタイミングで行動を起こしたことには意味があったのだなと感じています。

思いがけないことがあるのが人生。無駄になる経験は本当にないものだと日々感じています。

ドライビングレッスンの料金はスクールのあるエリアなどによって大きく異なります。

シドニー周辺でいくつか検索してみただけでも、一時間レッスン$50〜$70(約3300円〜4700円)と料金に大きな開きがありました(2020年4月現在、1オーストラリアドル=約67円)。

もっと安いところも、高いところもあるかと思います。また、スクールによっては一時間以上の長めのレッスンを提供しているところや、五時間や10時間とパッケージで買うことによってレッスン料をディスカウントしてくれるところもあるようです。

私が運転免許を取得したのは10年程前になるので、正確にいくらかかったかは覚えていないのですが、超初心者で一度運転試験に落ちてしまったということもあり、数十万程度はかかったと思います。

運転の練習は、インストラクターからでなく、正規の運転免許を持っている人から受けることもできるので、知り合いに教えてくれる人がいるか聞いてみるのも手かもしれません。

最後までありがとうございました。
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