海外移住

海外でのいじめ、ピンチをチャンスに変える!

海外でのいじめ、ピンチをチャンスに変える

海外生活が長くなってくると、『海外で生活するって大変?』と聞かれることがあります。

私自身、オーストラリアに渡ってからの15年間、辛さや孤独を味わったことはたくさんあります。

永住権を取得するまでの道のりも決して平坦なものではありませんでした 。

ただ、オーストラリアに移住してから日本に帰るかどうか考えたことがあるのは一度きり。

この記事では、職場でいじめにあった時のことをお話ししたいと思います。

オーストラリアで転職

オーストラリアで転職大学卒業後にオーストラリアに渡り、コックとして永住権を取得した後、しばらくして旅行業界に転職をしました。

そして、その職場でメディア関連のプロジェクトを担当したことがきっかけとなり、テレビ業界に興味を持つように。

テレビ業界への転職を目標に数百の仕事に応募しましたが、未経験ということもあり仕事はなかなか見つかりませんでした。

少しでも経験を積むために、メディア関連のボランティアやコースを受講する日々を数年間続け、やっとの思いでつかんだテレビ業界での仕事。

オファーの電話をもらった時は、人目をはばからずうれし涙を流して喜んだことを覚えています。

入社後は、もらった機会を無駄にしないようにと一生懸命働き、10ヶ月程で新しいポジションに昇級。

同僚とも仲良くなり、仕事終わりに遊びに行くなど順風満帆の日々を送っていました。

オーストラリアでバイト・仕事探し
オーストラリアでバイト・仕事探しをしよう(前編)これまでに、飲食業界旅行業界テレビ業界と様々な業界で働いてきました。 オーストラリアに渡ってから15年以上経つ今でも、初めて仕事を...

いじめ、なぜ?

海外でのいじめ、ピンチをチャンスに変える
そんな日々が続いて一年ほど経った頃、仕事で大きなミスをしてしまいました。

新しい環境にも慣れ、同僚や上司とも友達のように接する日々を送る中で、気の緩みが出ていた部分があったのかもしれません。

当時の私の仕事は、テレビチャンネルのスケジュールを一秒単位で管理するというもの。

ミスはそのまま放送されてテレビに映ってしまうという仕事でした。

この出来事がきっかけとなり、それ以降、事あるごとに問題児扱いをされるようになってしまった私。

それまで幾度となく褒めてくれた上司に呼び出され、態度を改善するようにと言われるまでに。

このままでは会社を追い出される日も近いと感じ、精神的に追い詰められていきました。

さらに状況を悪化させたのは、同じタイミングで仲良くしていた同僚たちから無視をされるようになったこと。

みんながランチタイムに席を立ちそそくさと一緒に出かけて行くのを見て、自分は誘われなくなったことに気づくなど、若い女性が多い職場だっただけに女子校でのいじめのような状況に。

今回、この記事を書くにあたってこの頃のことを振り返ると、まだ心苦しい気持ちになる自分がいます。

年を重ねた今では、あの時誰かに相談して助けを求めればよかったと思います。

ですが、当時の私はただどうしていいのかがわからなかったというのが正直なところでした。

まさか社会人になってからこのような経験をするとは思っていなかったですし、突然いじめの標的になったことで人間不信に陥っている部分もあったと思います。

会社に行く元気がなくても、周りに悟られないように平静を装って出社し、自分で自分の身を守る日々。

生きていることが辛くて、消えてしまいたいと思ったのも一度や二度ではありません。

それでも、「もう一日だけ頑張ってみよう」と自分に言い聞かせて毎朝ベッドから出ていました。

弱音を吐きながら電話をかけてくる私に母も心配をしたはずです。

「もういいから帰ってきたら?」と何度も声をかけてくれたことを今でも覚えています。

オーストラリアにはサポートやカウンセリングを提供する非営利団体があり、電話やメール、オンラインチャットなど様々な方法でコンタクトができるようになっています。

辛いときは、一人で悩まないで必ず誰かに相談しましょう。

  • Life Line
    13 11 14(一日24時間、年中無休)
  • Beyond Blue
    1300 22 4636(一日24時間、年中無休)

海外でのいじめを乗り越えるために

海外でのいじめ、ピンチをチャンスに変える精神的にギリギリだった私は、大好きなアーティストのライブを見るために頻繁に日本へ弾丸帰国をすることで気持ちを整えていました。

今ではよくやったものだと思いますが、年に五回帰国したこともありました。

金曜日の夜、仕事終わりに空港へ直行して日本へ飛び、母と一緒にライブを鑑賞。

そして、日曜日の夜に日本を発って、月曜日の朝に何事もなかったかのように空港から出社したこともあります。

ライブ会場で音楽を体全体で感じることで気持ちが浄化され、明日からまた頑張ろうとオーストラリアへ戻るという生活。

あの時、壊れる寸前の心を抱えて生きていた私が異国で生き抜くためには必要不可欠だった時間です。

ピンチをチャンスに変える

海外でのいじめ、ピンチをチャンスに変えるなぜ、消えたいくらい辛かったのに、仕事を辞めて日本へ帰らなかったのか。

その理由は、いじめの相手にも自分自身にも負けたくないという気持ちがあったからです。

自分が生きていくと決めた国から逃げるという選択はどうしてもできませんでした。

負けず嫌いな性格なので、会社を追い出される前に新しい仕事を見つけようと、お昼休みに転職活動をしました。

偶然にも、この職場で出会い私より先に別の職場に移っていた知人の紹介がきっかけで、私は無事に新しい仕事を見つけてこの職場での生活にピリオドを打つことができました。

人生何が起こるかはわかりません。捨てる神あれば拾う神あり。

諦めないで突き進むことで、ピンチをチャンスに変えることも可能だと身を持って感じました。

最後に

海外で暮らしているといろいろな困難にぶつかるものです。

そして、その困難に一人で立ち向かうということはとても勇気のいることです。

いじめを経験してから10年以上経つ今、あの時に頑張ってよかった、生きていてよかったと心の底から思います。

どんなに辛くても、暗闇の中にいるときこそ、その先に必ず訪れる光に向かって一歩ずつ歩んでいくということを忘れないで生きていきたいものです。

もし、現在辛い経験をされている人は、一人で悩まないで誰かに相談していただければと思います。

Life LineBeyond Blueは年中無休で相談が可能です。

最後までありがとうございました。
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